和田マリンファクトリーの独り言

縁の下の力持ち!和田マリンファクトリーの日々の独り言を書いてます。 Watercraftの部品って高いから安く提供できるように身を削ってまで頑張ってます

ホースバンドとホースクリップの件

皆さん、コメントありがとうございます。
っま、あまり熱くならないでください。
鋼の良い所や、SUSの良い所それぞれ理解できます。まあ、掘り下げていくと知らなかったことや新たに発見することもあるでしょう。
だから、私も素人感覚で、錆びて機能しなくなったホースクリップや、その交換に手間がかかるのは、エンドユーザーの負担になるな~って思ってしまうのです。
当方が使用するホースバンドは、英国製ジュビリ社、ハイグリップ社を使っています。メーカーの言うには、高信頼で原子力発電所や潜水艦にも使用されていると言う事で選定しました。当然SUSでも304、316、鉄を選択できます。使用目的で選択できるということです。
私もヤマハとの関わりはそれなりにあります。ヤマハ艇に搭載されていたエンジン。ジョンソン、ボルボ、マークルーザー、今のマーキュリー、ヤマハSX系エンジン、ドライブ、ヤマハ船外機など、本社などにいき技術講習も受けました。でもやはり、メーカーサイドのコスト、高額な定期交換部品のユーザー負担無視。が感じられましたね。これ壊れたらどうするねんって話結構ありますよ。

話はだんだん長くなっていきますが、じゃ~
今年の2017モデルGP1800.軽量にできていますが、岩に乗り上げて穴が開きました。修理は?エポキシ樹脂で修理してくださいってなる。どこに簡単にエポキシ樹脂が売っていますか?エポキシ用表面処理剤ガラスマットが売っていますか?ハルも薄くなっているので接着テーパーもろくに取れません。5CM平方の修理を行い、30万円の請求をあげたら、皆さん泣くでしょ。

ホースクランプが外れて、エンジンに海水が混ざり、錆びてクランキングできなくなったら、どうでしょう?私たちが修理しても、メーカー責任があっても、海事6法の職員法では、出港前点検をしなければいけません。錆びたホースクリップを確認していなかった船長。その辺のところが裁判になれば、話がもつれるのです。
だから大きなメーカーは、暗にお金がない方は無理に買わなくてもいいですよって(言わないですけど)言っているのですね。
だれだって、いいのに乗って遊びたいのにね。

まあ、腹立つこと多いけど、少しでも良くなればいいかな。
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ドリルシャープナー

ドリルシャープナー(ドリル研削)が届きました。
メーカーはニシガキ製 N-846っていうモデル。一応12mmくらいならOKらしい。
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今までは、専用ではなくて、ロータリー砥石で研いでいたり、7mm以下は新品を買い続けていた。
最近は目も悪くなり、特に小さなものが見難くなっていたので、そろそろドリル研削盤を買おうと思っていた。
でも、伊藤、OSG、かわらぎなどの業務用は中古でも高価だ。
そこで、1~2万くらいだったら試しで買ってもいいやのつもりで購入。
中身は
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砥石は、一応ダイヤモンド砥石らしきのが付いていた。精度良く研磨できそうだ。
しかし、この砥石で研げるのは200回くらいと書いてあった。購入価格から200本を割ると58円/本
これが安いとは思えないね。
でも砥石のみ購入なら約3000円。これなら15円/本 安い。
そこで研いでみたのが
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刃先は結構良好に見える。
後は、実際に使ってみること。

でも、直立ボール盤使用時には20mmから30mmのドリルを自動送りするから、送り装置を痛めないためにも、大型ドリル研削盤がほしいな~。(先日、厚板用パンチャーも故障したし)

ヤマハ艇のホースクランプ

昨年も真夏にジェットが沈みそうになったとかの電話が2件あった。
ホース抜けだ。
マリンジェットも古くなるといろいろと錆びて老朽化するものだが。
冷却ホースが抜けてはダメでしょ。根本的で、人身事故にもつながりかねない故障と理解しないといけない。
ヤマハはホースバンドとは呼ばない。ホースクランプだ。スプリングの力で抜けないようにしている。製造上、作業効率は抜群にいい。ストッパーを抜くだけだから、バンドのように締めこまないでいいので、人によるばらつきがないから、しかも早い。
ボートもそうだが、ヤマハっていう会社は結構いい物も作るが自分勝手なものも多い。
時々、世に出たものでも大失敗することがあり、責任問題でビクビクしているので表向きは強気だ。
さて、今回のホースクランプは錆びるとどうもこうもならない。メンテナンスや修理時に、つまんでも錆朽ちているから外せない。なんといっても鉄だからね。
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今回はステンレス製のホースバンドに変えることにしよう。

ただ今の気温1.4度

エンジン修理作業場の気温が1.4度
どうりで寒いはず。寒波襲来やもんね。
っで、ヤマハSHOのシリンダーヘッドのオーバーホール作業は暖かい事務所で作業
歳のため、バルブ組み付け時にコッターピンが薄暗いとよく見えないので事務所は作業しやすい
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ついでにバルブクリアランスの確認もしておこう。EXバルブは再使用、INバルブは新品だから。ステムシール全て交換。
バルブ摺り合わせ。ヘッドOHは面倒ですな。

Seadoo300のSC続き

ローターをヒートガンでがんがんに暖めると抜けました。ただし超大き目のプライヤーでローターをつまんで外しました。
ところで、なにがどう違うねん。
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右が対策品。センターよりの一部フィンの長さが違います。それだけのような気がします
あとは組むのは簡単。また新品のローターを暖めてシャフトに挿入。30Nで締め付けるがナットのネジロックの利きがあまいな~。

Seadoo300系SCリコール

昨年おおよそ4月までに仕入れしてた300のリコール。SCタービンが破損する可能性があるということで対策品に交換というものだ。
さっそく、工具と対策品が手元に届いた。まあ、今週横浜テクニカルセンターで講習会があるし、待ってから作業しても良かったが、何も作業せずに講習を受けても身が入らないし、質問もできないので、先行作業開始。
形状や作業はほとんど260などと同じ。
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一番上の外しにくいボルトが固い。固すぎだ。そして3本のボルトを抜き、SC本体をエンジンから抜こうとするが抜けない。
よくある錆で固着している訳ではなく、ドライブシャフトのベローにあたり抜けない。これも木の棒をバール代わりにして何とか抜く。
300系はノーメンテのSCでブレード直径を小さくし、慣性力を減らして耐久性をあげてると謳っていたのでSC自身も小さいのかと比べるとほとんど大きさが同じ。
見た目違いはオイルホールとクラッチスプリングの数が多いことだ。
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そして、マニュアル通りにヒートガンでタービンを暖めて抜くが抜けないよ。ガンガンに温めるが抜かないよ。
お、お客が来た、今日の作業はこれまで。

2017年の始まり

新年明けましておめでとうございます。
私は、元旦から仕事していますが今日からという人が多いのではないでしょうか。マリン業界はまだお休みがつづくようです。

私もジェットに知り合ってから約30年ほど、高齢になり、体力の低下を感じています。ですから、工場の環境を良くする為、修理効率を上げるために、冬の間に準備をしています。
ネットやテレビでは、高度機械化(AI、NETなど)が進み、職を失うもの、逆に潤うものの差が歴然としてくると言っています。確かにそうなるでしょう。
じゃあ、自分は?
まず、業種は今さら変更はできません。40歳以降は自分が得意とする分野で勝負するしかありません。やり方を変化させ、お客の困っている事の手助けになればいいと思います。
船の修理の原因、不可解現象の原因などをネット上で公開しようと考えています。こちらで受けた修理は単発的に終わる事は無く、また何処かで発生する可能性が大きいからです。
それらの修理する上で、個人様、ショップ様には、設備面、緊急性など理由で私にお仕事頂けたらありがたいです。
ホームページをさわるの面倒なので、このブログのカテゴリを利用して分類わけしていきます。

よろしくお願いします。

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