和田マリンファクトリーの独り言

縁の下の力持ち!和田マリンファクトリーの日々の独り言を書いてます。 Watercraftの部品って高いから安く提供できるように身を削ってまで頑張ってます

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一筋のカップリング

カワサキがジェットスキーを製造し使い続けたカップリング構造。私自身が所有していたJS440の82年製には採用されていた。
ヤマハは何度か改良がなされて3種類ほどある。カワサキはその形状を20年以上も採用されてるからには、信頼性は抜群である。
カップリングはアフターメーカー数社から販売されているが、なぜわざわざ高価なものを?
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画像にある左のダンパが入っているのは、今は無きウエストコースト(WC)って言うメーカーが製作したもの。次は純正品、右はTRM製。
それぞれにダンパを入れて見ると判るが、挿入時の硬さが違うのだ。10年ほど前に作られたWC製は純正とほぼ同じ。TRM製はかなり硬い。
だから何が言いたいか、カップリングは自動調芯(噛み合えばお互いにセンターになる構造)だからシャフトセンターとクランク軸センターが多少ずれていても大丈夫って事だ。でもずれ過ぎていたりするとカップリングダンパやホルダー、シャフトに負担がくる。だから双方向(クランク側とシャフト側)のずれはあらかじめ少なくするのがベターであるのは当然。では、TRMが考えた事は、より双方向センターの精度の向上。カップリングダンパが入りやすいって事は遊び(クリアランス)が多い、即ち双方向センターに狂いが出やすい。最近のエンジンのパワーとレスポンスによるカップリングダンパの変形の対策。
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削りだし品は、当社では製作していないからわからないが、カップリングの外形切削、爪の部分切削、センター穴のネジ切りは、ワンチャックで行っていると考えるからカップリングそのもののセンター精度が良い事。純正品は爪の部分が鋳物そのものだから切削品と比べると良いとはいえない。

アフターメーカー品を使うなら、当然シャフトホルダーを緩めてフリーにして双方向のずれを少なくするのがベター。
っま、こんなの使う人は当り前の話だね。
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ヤマハ艇のキャブ

ヤマハマリンジェットのキャブ(XL,GPなど)は不調になる事が多い。
不調になる原因に人為的なもの、経年変化、設計不良など。
ヤマハのキャブをよく分解している人は日常てきなので当り前だが、燃料ポンプの2個くっ付いているバルブ、薄~い直径18mmくらいのマイラー弁だ。これが しわになりバルブとしての役割が半減している。
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対策品にはマジックペンで線が入っている。しわがよっているのは、いずれも燃料タンク側。だから昼間は暑さで燃料タンクは膨張し、燃料がキャブのフューエルチャンバー室に僅かながら入り込み、気温の下がる夜に燃料タンク内は負圧になるがチェックバルブからの外気が入る、が燃料コックを閉めていれば、長い燃料ホース内でも同じ事が発生することが、バルブを痛めているのではないか?と考える。だから、燃料コックをご丁寧にオフにしないのが良いのかも?不思議とヤマハ艇は燃料コックをオフにする事が多いが、カワサキ艇は燃料コックをさわる事が少ないように思う。だからいざコックを回そうとすると錆びて回らない。
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燃料ラインに海水が混入するとキャブの内部が錆びる。フューエルチャンバーは掃除できるがロー側の燃料ラインは掃除がしにくい。ミクニのキャブには2ヶ所 虫ネジが付いている。この虫ネジが外れないと完璧な掃除が出来ないのである。これが外れないのは海水で錆びて外れない事が多い。私自身はこの部品が外れないキャブはキャブアッセンブリ交換と考えている。この様にならない為にも燃料タンクの清掃、燃料フィルターの点検、キャブレターの定期的分解清掃を勧める。
キャブは高価ですよ。GP系3気筒なら16万円以上しますからね。
オークションでXL1200を例えば30万円で買って調子が悪いのでキャブ交換となれば、結局50万円くらいで買った事になり、お得な買い物にならないね。

スリーブ入れ替え

今日はたまたま2台分のスリーブの入れ替えです。
ヤマハGP1200系のシリンダーが何故か2台共にNo3がピストンバラバラのスリーブにクラックでNG。
そこで、在庫であったスリーブの打ち替えをする事に。
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まずは抜取作業。シリンダーを少し暖めてプレスにかける。その為にわざわざこのスリーブに合った工具の製作。
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抜取完了
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今度は圧入である。慎重にしなければ、斜めに入れば簡単に割れてしまう。
2台共に成功。これで金属ゴミにならなくてすんだ。

ジェットフィッシングの可能性

水上バイクでフィッシングの可能性と言うかどの程度楽しめるか このシーズン自分自身で確かめた。
フィッシングと言ってもカテゴリーはいくつかある。大別すると、
1、エサをつけて投げ、流しなど
2、ルアーでのキャスティング、トローリングなど
3、フィッシングではないが潜り。
まず、1は釣れそうなポイントには行きやすいが岬など先端の岩場は波、風の影響が受けやすく船体の小さなジェットでは、けっして楽な釣にはなりにくい。それとエサつけが面倒だ。実際昨日は、下した瞬間にエサが無くなる。ふぐやベラに取られてしまう。
が、天候の良い日や湾内では楽しめる。2週間前は石鯛を釣り上げた。
2はエサいらずで手元の釣具が最小で済む。21日と22日はトローリングを楽しんだ。21日はスズキ1匹、サゴシ2匹(午前中のみ)。22日はサゴシ7匹、ダツ1匹。
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サゴシはさわらの子供なので、あまり引きを楽しめないが21日に仲間のジェットが約80cmくらいのさわら級を釣り上げた。
また、エギによるアオリイカをキャスティングで試したが時間がなくり感触はわからない。
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上のルアーが良さそうである。一日使えば傷だらけ。どうも高速ルアーが良いようである。何か良いものがあれば教えてください。

総論として、ジェットを下せる海の対象魚に合わせて装備する事。トローリングポスト、ナイフやペンチをぶら下げるブラケット、魚探など。GPSもあればもっと楽しめる。
ホットウォーターマガジンにも掲載されたが新しいジェットはいらない。信頼できるジェット作りが求められる。

追記

実際にエンジンを乗せてシャフトの位置関係を確認した。
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確認事項は ホルダーのシールがシャフトの研削部分に当るかどうか。
これは画像のとおりだ。少しシャフトが前ぎみである。が、ペラの芯部分に5mmのウレタン棒を入れていた。その時の画像で、この後ウレタン棒を2mmにした。ペラは追込みをしていないので3mmから4mmほど加工したならバッチリの位置になると思う。
そして 次はエンジンの位置。M10でエンジンベッドを固定する部分である。ちょうどいい位置にきている。
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が、18mmのワッシャーを抜いている。ワッシャーを取るとねじ切りの関係でアダプターを少し旋盤加工が必要になった。これはあとの19個も加工しておくことにした。
これで高いシャフトを買わなくて済みそうだ。

SKセットバック用シャフト

やっとこさ加工屋さんよりとどきました。
800用SKセットバック用シャフトアダプターが。
これでSK社の頼りない高価なシャフトを買わなくて済みそうです。
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種あかしをします。きっと日本のどこかで同じことをした人が居るとおもいますが、
まず、必要なのはJS550B,Cのドライブシャフト。もう新品はありません。ですので中古になりますが、
結構どこにでも転がっているでしょう。
そして、この延長アダプター。(各ワッシャはそれぞれのシャフトにくっ付いているのでなくさないように)
このアダプターはワッシャの厚みを入れて37mm延長、18mm側(550にくっ付いていた方)を抜くと1mm短くなります。20mm側のワッシャーを取る時は少し旋盤加工が必要。
長すぎるように感じると思いますが、先日も言っていたように1インチセットバックと言いながら約35mm~38mmのシャフト延長が必要だったのでバッチリだと思います。部品が着たばかりなので、まだ実装していません。今から実装し確認しますが。
アダプターの製作数は20個のみ。一つは自分で使い、先日のお客さん分を引くと18個出荷可能。
550の中古シャフトは7本あり。価格は5000円でどうでしょうか?アイデア商品なので。
550中古シャフトは4500円(中古なのでそれなりです)
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カップリングは800用を使ってください。ああ、心配は振動?よく言われる事だけど、カップリング部分は、自動調芯で、ペラ側は固定、よってホルダーで少しの予圧があれば、振れは止まると考えます。が、シャフトがペラ側に強く入りすぎると良くないようです。

宣伝

本日は技術の宣伝になります?
最近は涼しいので、もう今年も終わりかな?って感じます。
っま、いつものように船体の修理ですが、
修理歴がある所に、またクラッシュ。当然割れています。
でも、まえの修理状態を見てしまうのが技術屋です。
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破損箇所の破片をチェック。う~ん板金パテが~。
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結構 分厚いな~。
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約2.5mm。2.5mmと言うと、マット450g/mを2層から3層になる。それだけでも強度が得る事ができるのに、板金パテだ。
っま、お客が、かなり値引き要請をしていたら仕方ないけど、施工しやすい修理である。
色を吹いてしまえば判らない。わかる頃には売ってしまっているかも。
修理代の事しか言わないお客、偽装、またはそれしか出来ない修理屋 どちらもどちらって感じだ。
でも、世の中には信頼、信用って事が存在する。信頼してもらっても不具合は出てしまう。失敗だ。
その失敗が大切で次のステップの土台になる。私も今日シリンダーにピストンを入れたらオイルリングがひっかかって曲げてしまい作業中止になった。
辛い~。

先日のポンプの結論

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何でやねんってポンプを付けたりシャフトを付けて外して寸法を測定し悩んでしまった。
以前からSK社のセットバック用シャフトは5mmほど短いとは聞いていた。
が、しかし、純正のポンプとSK社のセットバックポンプにペラを取り付けて そのスプライン位置を
計測した。 セットバック1インチすなわち25.4mmバックするのだから当然その寸法分シャフトは後方に
下がる事になる。でも実際 測定すると約35~38mm後方に下がってしまう事が判った。だから
ペラの中にウレタン棒を入れてシャフトが後方に行き過ぎないようにセットしていた。
おまけにSK社のセットバックシャフトは20mm延長になっているだけなのでペラのスプラインの掛かりも
甘くなり、1年でパー。
ペラの追込みをすればさらにシャフトは長さが必要になる。結局、エンジンベッドの各穴を小判型にしなければならない。
今、対策部品を製作中で あと2週間くらいで出来上がる。非常に安価なので出来上がり次第報告します。

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